こんにちは。
今回は、ろう者から見た日本語とそのズレを書いてみます。
基本的には文字通り
以前、聴覚障害の方の中には筆談が苦手な方がいて、その理由としては、生まれながらに聞こえない方の場合は日本語を聞いて育っていないため、と記事にしました。
この場合、日本語というものは、努力して学習して習得した言語ですから、使いこなせない方もいます。このような方の場合、日本語は文字通りの意味で捉えていることがよくあります。
10分前に待ち合わせ
たとえば、
「10時10分前に集合」といったら、聴者は「9時50分だな」と思います。
ですが、ろう者は、「10時8分とか9分だな」と思うようです。純粋に、10時10分の少し前なのでしょう。どこにも9時50分とは書いていませんから。
(つまり、30分前だと1時間ズレることに…汗)
このあたりのズレは、手話の業界では有名です。また、ろう者側も聴者とズレることを身をもってわかっている方もいます。
ですが、仕事でのやり取りでは確実に共通認識を持つべきかと思います。
時間の伝達をするときは、必ず、何時何分なのか時刻を正確に伝えることで行き違いをなくすことができます。
まとめ
ろう者は、日本語を文字通りの意味で捉えます。
時刻を伝えるときは、何時何分なのかをはっきりさせた方がよりです。
伝えたけど、伝わってなかった、ということをなくすためにも、やはり書き方を工夫してもらえるといいかなとおもいます。
よろしくお願いします。
通訳男士
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