2020.06.05 11:00聴覚障害者とお仕事!職場でのベストな位置関係聴覚障害の方が、聴者とコミュニケーションをとるときは、口の形も見ています。聴覚障害の職員とやり取りが多い聴者の職員との位置関係は、工夫が必要です。デスクワークなら隣り合った位置筆談でのやりとりが主になることを考えると、聴覚障害職員と聴者職員は隣り合った方がいいです。理由は、やはりすぐ書いて伝えることができるからです。ただ、書いた文字を声にして伝えるような場合は、文字と声だけでなく口の形もヒントにしながら話を聞くので、向き合ってやり取りを行う必要があります。聴者であれば、パソコンを見ながらでも隣の人と会話できますが、聴覚障害の職員との会話はそうはいきません。 デスクワークで対面の席だと、いちいち立ち上がらなければならないこともあり不便になります...
2020.05.30 01:00聴覚障害者とお仕事!全体連絡は2段階の情報保障を朝礼や定例など、個人に対してではなく、全体にちょっとした連絡をするような場面も多々あると思います。そんなとき、聴覚障害の職員には、伝達内容の情報が届かないことがあります。その情報を保障するためは、2段階で伝えることができれば改善できます!2段階とは、連絡中と終了後すぐ聴覚障害の職員と1対1で話している場面であれば、確認をとりながら進めていけます。(具体的には、前回の記事を参照してください。)
2020.05.27 01:00聴覚障害者とお仕事!本当にわかってくれたかの確認方法ろう者は確認の文化ということで、仕事においての確認はどうすべきかということについてです。そのうなずきは本当にわかってくれたか聴覚障害の職員に対する指示や指摘をしたとき、その職員から、「わかった」かのように、 うんうん、とうなずきの返事をしてくれることがあります。そのうなずきは、本当に理解した上での「わかった」なのか…わかっているように見えているだけなのか…本当にわかってくれたかの確認をした方がいいかもしれません。ベストな確認方法は実際にできるかどうか確認する方法として、指示としてお願いすることも、指摘として改善を促すことも、実際にやってもらうということが重要です。業務の指示も指摘も、口で言っただけ、また書いて言っただけだと、本当の意味で理解してもらえて...
2020.05.24 02:14聴覚障害者とお仕事!仕事のミスに気付かないことが一番不幸聴覚障害の職員を雇用していても、周りは全員聴者という職場も多いかと思います。仕事の悩みを仲間に相談できる環境は珍しいのではないかと思います。なので、聴覚障害職員の上司の方は、業務の指示や指導ではきちんと向き合ってほしいのです。
2020.05.22 11:06ろう文化とは?コミュニケーションの違い日本の文化の中に、聴覚障害の方、特にろう者が営む文化があります。ろう者の文化を知らないと、いろいろなところで誤解が生じてしまうこともあります。
2020.05.08 07:03聴覚障害者とお仕事!障害のホント?こんにちは。今回は、前回の続きになりますが、・聴覚障がいの方の日本語のリテラシー・具体的なコミュニケーション手段について、書いていきます。